DTMを快適に作業できるには、ある程度のパソコンスペックが必要。
DTMに適したスペック値があったりしますが、DAW・音源・エフェクトなどのソフトウェアの中には、重たいものがあるので、推奨値より高いものを選ぶとよいです。
デスクトップパソコンとノートパソコンがありますが、このブログでは、ノートパソコンについて主に解説します。
- カクカクして作業効率が悪くなる。
- フリーズしてしまう。
- ソフトが急に落ちる。
- 上記の結果、モチベーションも落ちてしまいます。
よく言われているDTMに適した推奨スペック。
- CPU——––Intel Corei5以上・AMD Ryzen5以上・Apple M1以上
- メモリー———16GB 以上
- ストレージ——–500GB 以上
- GPU———–NVIDIA GeForce GTX1650 以上

- CPU(頭脳)とGPU(グラフィック)は、回転が良いほど処理が速い。
- メモリー(机の大きさ)は、大きいほど沢山の作業が同時にできる。
- ストレージ(引き出し量)は、収納量が多いほど保存できる。
1、 CPUは、とりあえず1つ上以上を選択するのがオススメ。
Coreiシリーズは、i3、i5、i7、i9の4種類。 i7以上を選択。
Ryzenシリーズも、Ryzen3,Ryzen5,Ryzen7,Ryzen9の4種類。 Ryzen7以上を選択。
Apple MシリーズもM1,M2,M3,M4の4種類。 M3以上を選択。
👆CPUには、コア数、スレッド数、クロック数という性能を表す数値がある
- コア数は、【10コア】などで表現され、作業する人数【10人】みたいなイメージ。
- スレッド数は、作業する人の1人あたりの道具の数。
- クロック数は、一人当たりの作業の速さ。
各性能は、数字が大きいほど良くなります。
⚠️⚠️注意⚠️⚠️ CPUには世代があり同じシリーズでも世代が古いと低性能なので新しい世代を選んでください。
- Coreiシリーズは、13世代以降。 例 Corei7-13650HX は、13世代を表す。
- Ryzenシリーズは、7000シリーズ以降。 例 Ryzen9-7940HX は、7000世代を表す。
- Mシリーズは、M3以降。 例 M3 PRO は、(無印・PRO・MAX)グレードを表す。
2, メモリーは、32GBで安心。
メモリーは、一時的にデーターを記憶するパーツ。パソコンが何か処理する時に、ストレージからあらかじめデーターを机の上に呼び出してくことで、効率的に処理できます。
とりあえずメモリーは32GBあれば、当分困らないので入れておきましょう。
パソコンによっては、メモリー増設できるものがあるので、その辺も確認しておきましょう。
3, ストレージは、すぐ足りなくなる。
DTMをしていくとリアルな音源などのプラグインが必要になってくるので、その容量が100GBとかザラにでてくるので最低でも1TBは入れておいたほうが良いです。補足ですが ストレージの保存容量が少なくなっていくと性能が落ちる特性もあるので、そこも気を付けて作業していきましょう。
👆ストレージにもHDD・SSD・M.2という種類がある。
- HDDは、パソコンを起動する時に4分位かかっていた時のストレージ。
- SSDは、HDDの約5倍の速度。起動時間が30秒くらい。
- M.2は、SSDの約4~6倍の速度。また世代(GEN3~)があり、どんどん速度が速くなる。
- DTM用途では、SSD・M.2の2択。ただ保存だけするならHDD。
パソコンによっては、ストレージも増設できるものや外部ストレージも接続できるので、確認しておきましょう。
4、 GPUは、これからは必要になる。
GPUは、DTMに必要にないと思うかもしれませんがGPU AUDIO社が開発したGPUで処理できるプラグインがあります。これからは、こういったプラグインが出てくると思うので、入れておいたほうが良いです。
NVIDIA GeForce RTX 4060以上あれば良い。 数値が大きいほど世代が新しい。 世代が同一で数値が大きいほど性能が高い。
最後に確認してほしいこと
DTMをするのに一番大切な道具。パソコンのスペックを簡単にですが説明しました。
今使用されているパソコンもあると思いますが、スペックはどうですか?
先ずはコチラを参考に、ご自身のパソコンスペックを確認してみてください。
スペックが足りない場合、買い替えを検討してみてください。DTMを快適にできるように😊
次は、おすすめDTMパソコンを紹介しようと思います。参考になれば幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございます。